和食には植物性乳酸菌が豊富!

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「植物性乳酸菌」がキレイのカギ! 「菌活」のススメ

乳酸菌には「動物性」と「植物性」があるのをご存じですか?

ヨーグルトなどの乳製品に含まれる乳酸菌は、「動物性乳酸菌」。
一方、「植物性乳酸菌」は、日本の昔ながらの食品「味噌」、「醤油」、「酢」、「納豆」、「きのこ類」、「甘酒」、「ぬか漬け」といった、いわゆる「発酵食品」に多く含まれていることが分かっています。

近頃話題の「菌活」は、植物性乳酸菌を積極的にとることがよいとされています。それはなぜかというと、「植物性乳酸菌」を含む食品を積極的にとることで、腸内環境が良くなり、美容や健康につながりやすくなるからです。

動物性乳酸菌は動物の乳糖をエサにして生きるうえ、他の菌と共存することができません。一方、植物性乳酸菌は、刺激が強く過酷な環境のなかでも生き抜くことができるのです。

 

■植物性乳酸菌を効率的にとりいれるには

「乳酸菌」は、「食物繊維」と「オリゴ糖」を食べて生きます。ですので、オリゴ糖や食物繊維を含む食材と一緒に摂取することで、相乗効果が期待できるのです。

オリゴ糖は、「アスパラガス」、「玉ねぎ」、「キャベツ」、「ごぼう」、「じゃがいも」など、意外にも野菜に豊富。食物繊維は、「いんげん豆」、「大豆」、「ブロッコリー」、「さつまいも」、「りんご」、「バナナ」、「海藻類」などに多く含まれます。

また、「味噌」と「チーズ」、「納豆」と「キムチ」、「味噌」と「バター」など、相性の良い発酵食品もたくさんあります。じょうずに組み合わせて、美味しく効率的に乳酸菌をとりたいですね!

 

日本食・和食は菌の宝庫! ただし、いくら生命力の強い植物性乳酸菌でも、ずっと体内に留まることはできません。動物性であろうと、植物性であろうと、とにかく毎日継続して摂取することが重要です。腸内がキレイになると、ダイエット効果、美肌効果など……たくさんの効果が期待できます。

昔ながらの日本食にもう一度目を向け、植物性乳酸菌を積極的にとりたいですね!