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この時期も油断をしない! 体調の変化を感じたら葛根湯と生姜で勝つ☆

 

葛根湯と生姜、それぞれ何が良いの?

 

葛根湯は、1800年前の中国で書かれた漢方の古典にも載っている、歴史のある漢方薬。7つの生薬からできていて、それぞれが様々な効果を持っています。

 

☆カッコン(主成分)・・・発汗、解熱
☆マオウ・・・鎮咳
☆カンゾウ・・・鎮痛、鎮咳
☆ショウキョウ・・・食欲増進、発汗
☆タイソウ・・・強壮、利尿
☆ケイヒ・・・発汗、解熱、鎮痛、整腸
☆シャクヤク・・・鎮痛

 

一方生姜は、言わずと知れた“温め”のプロ。ショウガオールやジンゲロールを含むことで、体をぽかぽかにしてくれます。
生姜の中でも生のものは体の表面を温めてくれ、手足などが温まり発汗を促してくれます。

 

 

 

葛根湯と生姜で “ひきはじめ” に戦う!

 

気温の変化が激しいこの時期は、体調を崩しやすくなってしまいます。
ちょっと体調を崩しかけているな、というときには葛根湯と生姜の力を借りて対処しませんか?
葛根湯は漢方なので体にも優しく眠くなりにくいものです。生姜も自然の力で体を温めてくれるので、無理なく体調を元通りにする手伝いをしてくれます。

 

そのとき肝心なのが “ひきはじめ” ということ。
薬の服用に抵抗のある方は、本当に調子が悪くなってしまったときに初めて薬を服用しようと思いますが、葛根湯と生姜なら体に優しい成分なので、早めに飲んでおきましょう。

 

 

 

調子が悪くなくても冷えを感じたら葛根湯と生姜を

 

葛根湯と生姜は、自然のものでできているので普段から飲むのも良いです。
体の内側の冷えを感じたら、この2つを利用して早めに温めてあげましょう。

 

冷えなどで内側から血行促進をしたい場合、生姜は「乾燥」もしくは「加熱」したものがおすすめ。
生姜パウダーとして乾燥した状態で販売されているものは、水分を含まない分より成分がギュッと凝縮されているので、より効率よく体を芯から温めることができます。

 

乾燥タイプであれば日持ちもするので、ストックしておいて普段のお料理などに好きなときに使えて便利。生姜焼きにして食べても良いですし、生姜湯や生姜ココアなど様々なもの混ぜやすい生姜です。

 

 

暖かくなるまでもう少し、体調を崩す前に葛根湯と生姜で内側からケアしてみてくださいね。