酸素系漂白剤

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酸素系漂白剤で白をもっと白く! 汗をかく季節だからこそ爽やかな白で

 

立っているだけで汗が流れ出るような暑い夏、着る服は爽やかに涼しげにしたいですよね。「真っ白」な服はやはり夏にはぴったり。汗ジミがあっては、爽やかさも半減してしまいそうです。優しい漂白剤「酸素系漂白剤」で白をもっと白くしませんか。

 

 

酸素系漂白剤の4つの特徴とは?

 

酸素系漂白剤には、大きく分けて4つの大きな特徴があります。

 

・成分は過炭素ナトリウム

過炭素ナトリウムとは、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で混在してできたもの。酸素系漂白剤を水に溶かすことで、酸素が発生し、高い漂白効果が得られます。

 

・重曹と一緒に使うと、効果がよりアップ!

酸素系漂白剤に重曹のようなアルカリ剤を入れると、酸素系漂白剤の力が活性化し、洗浄力・漂白力がグンと上がります! 特に、脂汚れに高い効果を発揮します。

 

・嬉しいトリプル効果

酸素系漂白剤には、ズバリ、除菌・漂白・消臭の3つの効果があります。酸化力があるので、主に衣類や台所用品をばっちり除菌・漂白・消臭してくれるのです。洗剤特有の嫌な臭いもありません。

 

・色落ちの心配もなし

色柄ものや樹脂加工品にも安心して使えます。酸素系漂白剤は塩素系に比べて刺激も少なく、色落ちなども心配もありません。絹、毛以外すべての繊維類にも使うことができます。

 

 

粉末と液体の違いってあるの?

ひとくちに酸素系漂白剤といっても、粉末タイプと液体タイプがあり、それぞれ微妙に成分が違うようです。
粉末タイプの酸素系漂白剤は、液体よりも若干漂白力が高め。しっかり漂白したいときに、つけ置きするとさらに効果がアップします。このとき、冷水ではなく必ず40度以上の温水につけましょう。

液体タイプの酸素系漂白剤は、もちろん漂白力もありますが、界面活性剤などの洗剤成分も入っているため、除菌・殺菌効果も高いのが特徴。しっかりつけ置き漂白というより、普段の洗濯にプラスアルファの効果という感じで使います。

 

 

酸素系漂白剤で白をもっと白く!

夏といえば、汗ジミ。「白いYシャツやブラウスのえり周りやそで周りがたった1日で黒くなってた!」なんて経験ありませんか。黒い汗ジミが残ったまま着ている人を見ると「あららー」なんて思ってしまったりも。
そんな汗ジミをしっかり落としてくれるのも酸素系漂白剤の高い漂白力! きれいに落とすコツを紹介します。

 

①40度以上のお湯2リットルに、酸素系漂白剤大さじ1杯を溶かしておく

②①を少量、衣類の汗ジミがひどい箇所にすり込む

③衣類を①の水溶液に1時間ほど浸しておく

④水で軽くすすいで、普通に洗濯する

 

これで、毎回シャツの真っ白さが蘇ります。夏だからこそ、真っ白で清潔なシャツを着て過ごしたいですよね。汗ジミだけでなく、コーヒーや紅茶、血液のシミにも効果的です。ぜひ試してみてください。

 

 

酸素系漂白剤は洗濯以外にこんな使い方も

酸素系漂白剤の高い効果、洗濯物だけではもったいないですよね。他にも、こんなところに使えます!これから暑くなる季節、臭いやカビなども気になるところ。ぜひ酸素系漂白剤で家じゅう清潔を保ちましょう。

 

・洗濯機の黒カビ取り

洗濯槽の中がカビだらけだと、ブルーになりますよね…酸素系漂白剤で手軽にきれいに!

①洗濯機に50~60度の熱めのお湯をいっぱいに入れる(洗濯槽の高水位まで)
②酸素系漂白剤を500~700gほど入れ、3分間回してよく溶かす
③一晩放置した後、3分間回す
④排水してから1サイクル水で運転

これで黒カビがすっきり落ちて、洗濯槽はピカピカ!

 

・気になる排水溝の臭いに

臭いが気になる排水口にも、酸素系漂白剤は効果的!

①排水口の汚れをブラシなどで落としておく
②フタなどの取り外せる部品は、取り外してつけ置きすると良い
③排水口に酸素系漂白剤を約大さじ2杯入れる
④さらに40度のお湯をコップ2杯程度流し入れ、そのまま1時間~1晩(臭いの程度によって)置いて、お湯でよく流す

 

除菌・消臭・漂白効果のある酸素系漂白剤。掃除に洗濯に大活躍!