料理 いろどり

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「おいしい」だけじゃない? 見た目も楽しむ料理で食卓を彩る

 
食事の時間がますます楽しくなる食欲の秋は、おいしさだけでなく見た目にも気を配った料理に挑戦してみては? テーブルに並べられた時に目で楽しめる料理は、家族はもちろん、友達と集まったパーティーの場も一層盛り上がります。
 
 
 

鮮やかな色の野菜などで料理にアクセントを加えて

 
見た目を工夫するのに一番手軽な方法は、料理の盛りつけの最後に、色鮮やかにするひと工夫を加えること。たとえば、青々としたパセリを添えたり散らしたり、パプリカの薄切りを散らしたりするだけで、色の少ない料理がパッと華やかな印象に。白米にサフランを入れて炊けば、きれいな黄色に染め上がり、カレーやピラフなどの洋風のメニューが一層本格的になります。
 
素材の色を生かして食卓を彩るなら、かぼちゃやニンジン、トマトやビーツなどの色が効果的でしょう。かぼちゃは和洋幅広く使える上、そのまま煮たり焼いたりするほか、蒸した後にマッシュしてサラダにしたり、ニョッキなどに練り込む方法も。濃いピンク色が特徴のビーツは、料理をセンスアップさせてくれるだけでなく、貧血予防にも効果的と言われるほど栄養が高い野菜です。
 
デザートやドリンクでは、同じくピンクの発色が美しいローズヒップを用いたゼリーやハーブティーもおすすめです。
 
 
 

ゼリーや寒天を使った透明感あるメニューは前菜やデザートに

 
煮こごりやテリーヌ、デザートのゼリーなどぷるんと透明感のあるメニューは、見た目にも楽しめるひと品。好みの食材を加えたテリーヌなどの前菜は、繊細で豪華な印象を持たせておもてなしに最適です。また、パワーフードとしても注目を集めるチアシードやバジルシードは、寒天やゼリーを使ってデザートに仕上げて。ユニークで目を引くメニューは、パーティーなどでの食事では、会話のきっかけにもなるのです。
 
毎日の食事はおいしいことはもちろんですが、「楽しい」時間であることが何よりも大切です。トマトやニンジン、ブロッコリーを添えるだけでも、格段にメニューの印象は変わるもの。人が集まるパーティーなどでは、より心をワクワクさせるメニューを用意したいですよね。食事からコミュニケーションが生まれて楽しいひとときとなるよう、工夫ひとつからでも試してみては?

 
貴重なホワイトチアシードもあります