トマトのリコピンパワー

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夏のボロボロになったお肌のケアには、トマトのリコピンパワーがイチ押し

トマトは、江戸時代に日本に伝えられたと言われています。当時は食用とされていなかったようですが、文明開化と共に少しずつ食用として普及されてきました。明治後半くらいからは洋食の普及とともにケチャップも流通するようになり、トマトは家庭の定番食材になっていきました。

今回は、食卓でおなじみのトマトの素晴らしい効能、パワーについてまとめました。

 

トマトの美容・健康パワー

トマトはビタミンA、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンH(ビオチン)、鉄、カリウム、カリウムなとのミネラルなど豊富な栄養素を含んでいます。

豊富な栄養素の中でも、特出しているのが「リコピン」です。リコピンはトマトの赤い色素成分ですが、強い抗酸化作用があり、お肌や身体の錆びのもとになる活性酸素を取り除くことで血液サラサラ効果、アンチエイジング効果などが期待され、注目されています。

トマトのリコピンは、コラーゲンの合成を促し皮膚や粘膜を整える作用や、シミの元になるメラニン色素の過剰合成を抑える美白効果などの嬉しい効果もあります。

さらに、トマトに含まれるビタミンHは皮膚や毛髪の健康を維持する働きがありますし、ビタミンB6は皮膚や粘膜の健康を維持し炎症を予防するなど、特に夏の強い紫外線でお肌がぼろぼろになった時に効果を発揮します。

 

お手軽トマトパウダーを使ったヘルシーレシピ

トマトの栄養をお手軽に取り入れられる「トマトパウダー」を使ったレシピをご紹介します!

【トマトの豆乳クリーム煮】

材料(4人分)

鶏もも肉 300g
トマトパウダー 大さじ3杯~お好み
塩コショウ 少々
コンソメ顆粒 大さじ1杯
豆乳 100ml
水 100ml
玉ねぎ 1玉
オリーブオイル 大さじ1杯
ケチャップ 適量
ウスターソース 少々

作り方
(1)鶏もも肉を食べやすい大きさにカットする。
(2)玉ねぎは、くし形にカットする。
(3)フライパンを熱し、オリーブオイルをひき、(1)と(2)を炒める。
(4)(3)にトマトパウダー、水、コンソメ顆粒を加えて、ことこと煮込む。
(5)ケチャップやウスターソースで味を調える。
(6)豆乳を加える。

豆乳が加わることでマイルドになります。豆乳がない場合は、生クリームや牛乳でもできます。

トマトに豊富に含まれるリコピンは、美肌効果など美容面にも有用な働きが期待されていますので、夏、ボロボロになったお肌や髪の毛のケアにとてもおススメです。

トマトパワーで夏を元気に乗り切りましょう!