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気持ちのいい季節だからこそ「プレ大掃除」しませんか

 
春真っ盛り、気持ちのいい季節ですよね。窓を全開にして、思いっきり換気できるこの時期に、家中を掃除してみませんか。年末の大掃除に向けての「プレ大掃除」、今きれいにしておけば、梅雨のジメジメした時期を少しでも快適に乗り切れそうです。プレ大掃除、そしてもちろん大掃除にも便利で”使える”「セスキ炭酸ソーダ」をご紹介します。
 
 
 

強いアルカリ性の「セスキ炭酸ソーダ」が掃除に大活躍!

 
掃除をするならいつも使っている洗剤でもいいじゃない、と思う方は多いのではないでしょうか。なぜ「セスキ炭酸ソーダ」が掃除に便利で抜群の効果があるのか、下記にまとめてみました。
 
・「セスキ炭酸ソーダ」が持つ強いアルカリ性は、汚れの主成分である脂肪酸(皮脂・垢、台所の油汚れなど)や、タンパク質(台所の汚れや、血液に多く含まれる)を溶かす効果が非常に高い。
・「セスキ炭酸ソーダ」のアルカリ成分が、酸性である汚れの油分と化学反応を起こし、その際石けん成分が合成されるため、汚れが非常に落ちやすくなる。
 
そして、水に溶けやすいという特性があるので、冷たい水にもサッと溶けてとても使いやすいのです。さらにほとんど臭いがないので、「掃除したいけど、洗剤などの臭いが気になる」という方にはもってこいですよね。また、長期保管しても、揮発したり変色するなどの変質がしにくいという特性もあります。
 
 
 

セスキ炭酸ソーダの特徴とは? 重曹との違いは?

 
掃除といえば、「重曹」というイメージがあると思います。確かに、セスキ炭酸ソーダは見た目も重曹にそっくり。では、このふたつの違いはいったいなんでしょうか。
ひとつには、当たり前ですが化学式が異なります。そして、もうひとつは「アルカリ性の強さ」です。セスキ炭酸ソーダには、重曹には含まれていない「炭酸塩」の性質が加わっていて、セスキ炭酸ソーダの方が、アルカリ性が10倍も強いのです。これはかなり高い汚れ落とし効果が期待できて、思わず掃除したくなりますよね。
また、セスキ炭酸ソーダは重曹に比べ水に非常に溶けやすいので、スプレーが作りやすいなど、利点も大きいのです。
 
 
 

セスキ炭酸ソーダを使った掃除方法教えます

 
まず、「水に溶けやすい」という特性を利用して、セスキ炭酸ソーダスプレーを作ります。スプレーにしておけば、いつでも汚れにシュッとかけて拭くだけ。掃除もサッと簡単に! ストックしておけば便利な掃除用具がまたひとつ増えますね。
さあ、さっそくスプレーを作ってみましょう。
 
・用意するもの…セスキ炭酸ソーダ小さじ1~2、水500ml、空スプレー容器
・作り方…水にセスキ炭酸ソーダを混ぜ、よく溶かし、空スプレー容器に入れる。
 
これだけでできあがりです!
この強力汚れ落とし「セスキ炭酸ソーダスプレー」を汚れに直接スプレーして、布や厚手のティッシュなどで拭き取るだけで、スッキリきれいになり、消臭効果もあります。石けんのように泡が残ったり、重曹のようにザラザラと粒子が残らないので、二度拭き掃除の手間いらず、とにかく楽です!
特に、キッチン周りや子どもの食べこぼしなどのテーブル周り、便器の中などの掃除におススメです。
 
 
 

安全に使うための注意ポイントとは?

 
以上のようにセスキ炭酸ソーダは手軽に使え、汚れ落とし効果も非常に高いのですが、決して万能というわけではありません。下記に注意点をまとめてみました。
(1)アルカリ性は皮脂やタンパク質を溶かすので、セスキ炭酸ソーダを使用する際は手荒れ対策として、ゴム手袋をしましょう。
(2)もしも皮膚についてしまったら、水で十分に洗い流してください。それでも落ちない場合はクエン酸や酢を少量振りかけ、中和してから洗い流しましょう。
(3)目や口に入った場合は、きれいな水で洗い流します。もし痛みなどが残る場合は、受診しましょう。
(4)セスキ炭酸ソーダは湿気を吸うと固まることがあるので、フタ付きの容器に入れ、なるべく湿気の少ないところで保存してください。
 
また、セスキ炭酸ソーダが使用できないものもあるので気をつけましょう。
 
・白木など、木質系ものは落とせないシミができてしまうことも。
・繊維素材の場所や、畳は黄色く変色してしまうことも。
・アルミ素材は黒く変色してしまうことも。
 
以上のことに注意すれば、本当に便利なセスキ炭酸ソーダ。
上手に使って快適な「掃除生活」を送りたいですね。
 
 
 
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