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脳も健康に!! 話題のブレインフードとはいったい何?

日ごろから長生きしたいと思っている方も多いでしょう。
厚生労働省の発表では2013年の平均寿命は男性が80.21歳、女性は86.61歳でした。平均寿命には寝たきりや痴呆症のため介護を要している期間も含まれます。

 

これに対して、介護の必要がなく健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」という言葉があります。その健康寿命は男性が71.19歳、女性が74.21歳です。その差は男性が9.02歳、女性が12.4歳にもなります。この差こそが介護を必要としながらの生活年数になるのです。

長生きしたいと思っていても、健康でなければ長生きできても嬉しくはないですよね。健康で長生きをするために重要なことのひとつに脳を健康に保つことが挙げられます。

 

ではどうすれば脳を健康に保てるのでしょうか?? 運動や勉強、ストレスをためない等が挙げられますが、ここ最近「ブレインフード」という言葉が注目を浴びています。その「ブレインフード」を紹介していきたいと思います。

 

話題のキーワード「ブレインフード」とはなに?

脳につながる血管には「血液脳関門」というフィルターがあり、限られた物質しか通ることができません。この関門を通ることができ、脳に届く栄養素のことを「ブレインフード」といいます。

 

主なブレインフードをご紹介します

*血流を良くして酸素や栄養素を脳細胞に十分に行き渡らせるブレインフード
(栄養素)イチョウ葉エキス、ビンンカマイナー、EPA、ホスファチジルセリン
(含まれる食材)青魚、大豆など

 

*抗酸化作用により脳内で発生した活性酸素を除去するブレインフード
(栄養素)アスタキサンチン、レスベラトロール、クルクミン、フェルラ酸
(含まれる食材)赤ワイン、ピーナツの皮、サケ、いくら、ウコンなど

 

*記憶・学習機能の向上、認知症改善してくれるブレインフード
(栄養素)DHA
(含まれる食材)青魚など

 

*神経伝達物質の産生量を増やして神経細胞を活性化させるブレインフード
(栄養素)ギャバ、チロシン
(含まれる食材)大豆・鶏肉など
以上、ブレインフードの栄養素とその役割、そしてその栄養素が摂取できる食品を紹介しました。

 

 

ブレインフードを食品で摂ろうとするととても大変ですが、サプリメントでは簡単に補えます。しかし、サプリメントばかりに頼るのもあまりよくありません。簡単に補えないものはサプリメントを利用し、普段の食事にブレインフードを取り入れて、適度に運動もして元気に長生きを目指しましょう!